合格率から見える、FP検定の実態とは?

同時受検者の合格率が真の合格率!?

平成22年度の試験結果から、学科試験と実技試験の合格率の数字を比べてみると、学科試験の合格率は30%~50%、実技試験も30%~45%くらいとなっています。この数字だけを見ると、かなり高い合格率のように感じますね。
そして、若干ですが実技試験の合格率のほうが低いように思います。
これにはいくつかの理由があるようですが、次のような仮定がなりたつのではないでしょうか。

受験生の多くが実技試験を苦手としている?
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しがたって、実技試験の受検者には、一部合格者が多く含まれている

簡単に説明すると、実技試験を苦手としている受検者が多いので、初めての受検の場合は学科だけに合格して、2回目以降の受検で実技試験だけを受検する受験者(一部合格者という)が多くなっている、ということです。
実技試験の合格率を少しだけ引き上げている張本人は、何度か受検を経験している一部合格者なのではないでしょうか?
ですから、この高い合格率の数字は、初めて検定に挑戦する受検者にとって、あまり参考になる数字ではないかもしれません。

そこで今度は、『学科試験と実技試験を同時に受検して合格した受検者の合格率』という数字を表にしてみました。

学科・実技同時受験者の試験結果
  受検者数 合格者数 合格率
平成26年5月 10,023 4,192 41.82%
平成26年1月 11,909 3,881 32.59%
平成25年9月 10,705 4,012 37.48%

こちらの合格率を見ると、ほぼ30%台となっています。この数字こそが、真の2級FP技能検定の合格率として最も的確な数字なのではないでしょうか。

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